顎関節症を自分で治す!
顎関節症の治療では保険が効く治療と、効かない治療があります。詳細は記事を御覧ください。

医療保険での顎関節症治療

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顎関節症の治療として、医療保険で認められているのは次に挙げるものになります。

  • 顎関節症の痛みに対する、鎮痛薬の投与(フェナゾックス、インダシン)
  • マウスピースの作成
  • 歯を削り、噛み合わせを調整する(咬合調整)
  • 徒手的円盤整位術
  • 外科的関節鏡手術

4番目に挙げた治療は、ずれてしまった関節円板を元の位置に戻す治療になります。
この治療は極めて専門的なので、一般の歯科医では受けることができません。

5番目に挙げた手術は、関節の癒着が起きてしまった場合に行われるものです。

薬物治療について


保険で認められているのは、鎮痛薬のフェナゾックスとインダシンのみです。
これらの薬物は確かに、顎関節症の痛みを一時的に和らげるのには役立つでしょう。

しかしながら、顎関節症は精神的な不安や緊張から生じることがとても多いと言われています。そのような場合に、デパスやレスメットなどのいわゆる「抗不安薬」を保険の範囲内で投与することができれば、不安感を和らげることにより顎関節症を根本的に治療することも可能であるかもしれません。

しかし、これらの薬物は保険の範囲内で投与することはできない事になっています。
顎関節症の症状を持っている人たちの声が大きくなれば、これらの薬物による保険内治療も可能になるかもしれません。

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マウスピース治療について


マウスピース(あるいはスプリント)は、咀嚼筋や関節の安静を保つ目的で処方されます。
ただし、マウスピースを作成された時には、これを噛みしめるようなことは行ってはいけません。

噛み締めを行うと、筋肉のさらなる疲労や関節への負担の増大などが起こり、顎関節症が悪化する恐れがあります。

咬合調整について


咬合調整については、こちらのページでお話しています。




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