顎関節症を自分で治す!
確かに、顎関節症の原因には遺伝的な要素もあります。詳しくは記事を御覧ください。

顎関節症の発症に、遺伝は関係があるか?

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顎関節症の発症に遺伝は関係あるか?と聞かれたら、その答えは、おそらく関係があります。

遺伝と顎関節症の関係として最も大きいのは、骨格や歯並びの問題でしょう。例えば下顎が小さかったり、歯並びが悪かったりという構造的な問題があると、やはり顎の関節には負担がかかってしまいます。結果として、普通の人と比べて顎関節症にかかってしまう可能性は高まる、ということになります。

これに加えて、顎の筋肉が弱い、ということも挙げられるかもしれません。骨格や歯並び、筋肉の強さなどは遺伝され得るので、顎関節症にかかりやすい体質というのはある程度、遺伝し得るということになります。

後天的要因の方が大きい


しかしながら、骨や筋肉に問題があるからといって、必ずしも顎関節症になるというわけではありません。
一例を挙げれば、歯の食いしばり癖があります。

例え顎の骨や筋肉に遺伝的な問題が無かったとしても、歯の食いしばり癖があると顎関節症にかかる可能性は格段に上がると言われています。
では、人はどのようなときに歯を食いしばるのでしょうか?強いストレスがかかった時や、難しい問題に直面しているときなどが多いと思います。

結局のところ、身に振りかかるストレスにどのように対処するか、ということが問題なのです。ストレスへの対処法ももしかしたら遺伝するのかもしれませんが、しかし、歯の食いしばり癖は自分で意識することで取り除くことが十分できます。

顎関節症は様々な原因が重なりあって生じる病気ですが、それらを見ると後天的にコントロールできる要因の方が多いことがわかります。






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