顎関節症を自分で治す!
首の筋肉がこると、それが顎の筋肉に伝わり顎関節症になってしまうことがあります。

首の筋肉の痛みからの顎関節症

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寝違えると、首の筋肉を痛めてしまうことがあります。
このような場合に、連鎖的に顎関節症の症状を発症することはあるのでしょうか?原則的には、ありうると思われます。

何らかの理由で寝違えを起こすと、首の筋肉に筋肉痛に似た痛みを生じます。するとその痛みは胸鎖乳突筋や咬筋に波及し、これらの筋肉の過度な緊張を招いてI型の顎関節症を引き起こしてしまう可能性があります。

※I型顎関節症とは、咬筋や側頭筋などの筋肉が凝り固まってしまうことによる顎関節症です。詳しくはこちらをご覧ください。

もし寝違えが理由で顎の痛みを発症した場合には、痛みの原因は筋肉痛ですから、安静にしていればいずれ痛みは引いていきます。
そういう意味では、顎関節症の治療は特に必要ありません。それよりも、同じ痛みを繰り返さないように、寝違えを起こさないような睡眠環境を整えることのほうが大切です。

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枕の高さと硬さに注意


(高さが)高い枕や硬い枕などを使っていると、夜寝ている間に枕から頭がずれ落ちてしまうことがあります。これが原因となって首から肩の筋肉の過度な緊張を招き、寝違えから顎関節症の症状につながってしまう場合があります。

硬い枕による弊害はこれだけではありません。首がずれ落ちることで筋肉が緊張するだけではなく、歯の食いしばりが起こってしまうことがあります。
このことが原因となり、やはり顎関節症の症状が現れてしまうこともあります。

このような場合には、今よりも低い枕や柔らかい枕に変えてみるのが良いでしょう。それだけでも、顎関節症の症状が消える可能性はあります。



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