顎関節症を自分で治す!
歯ぎしりを治すために、歯科で一般的に行われる治療についてまとめました。

噛み合わせの治療や調整によって歯ぎしりを治す

歯ぎしりの原因の1つに、歯の噛み合わせが悪いことが挙げられます。
歯科で歯の噛み合わせを治療したり、調整したりすることで、歯ぎしりを治すことができる場合があります。

噛み合わせを調整する一般的な方法には、スプリント療法と呼ばれるものがあります。

これはどういう治療法かというと、まず歯型を取って、その歯型から自分に合ったプラスチック素材のマウスピース「スプリント」を作ってもらうという治療法です。

このスプリントを使用した治療では、噛む力を歯全体的に均等に分散して、顎関節への負担を安定させる効果が期待できます。
しかも、関節内の構造や下顎の位置も、適切な位置に導くことができます。

また、上で説明したスプリント以外にも、日常的に強い力を歯にかけやすい人向けのスポーツ用マウスピースというものもあります。
スポーツ用マウスピースは柔らかめのゴム素材になっており、口の中への衝撃を抑えて歯や顎への負担を減らしてくれます。

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歯ぎしりを治すのに薬を使用することも!

歯ぎしりを治すのに、「メトカルバモール」や「ジアゼパム」と言う薬を使用することがあります。
これらの薬は、筋肉の緊張を抑制するものです。

噛み合わせによって極度の筋肉の緊張があると、その分歯や顎に負担をかけてしまいます。
なので、薬の作用で筋肉の緊張を緩めて、歯や顎への負担を軽減するのです。

ただ、薬はあくまでも一時的な対処で、歯ぎしりそのものを治す訳ではありません。
さらに、メトカルバモールやジアゼパムは常習性のある薬であることから、長期的に使用することが不可能となっているので注意が必要です。




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