顎関節症を自分で治す!
食いしばりを予防するために、原因を知ることは大切です。ここでは、食いしばりの主な原因を2つご紹介しましょう。

食いしばりの原因となるTCHとは?

歯の食いしばりの原因の1つとして、TCHが挙げられます。
「TCH」と言う言葉は耳慣れないかもしれませんが、「Tooth Contacting Habit」の略語になっています。簡単に説明すると、「上の歯と下の歯が接触する癖」と言う意味です。

以外に思われるかもしれませんが、私たちの歯は、自然にしていると上の歯と下の歯が接触しないはずなのです。
「唇を閉じている時は、接触するのが当たり前なのでは?」と思う人もいるかも知れません。
でも、本当は唇を閉じている時でも関係なく、上の歯と下の歯が接触しないはずなのです。

上の歯と下の歯が接触するのは、話している時や何かを食べる時の一瞬程度で、その時間は合計すると1日に20分にも満たないと言われています。
また、上と下の歯が接触していても、強く噛んでいなければ良いと言う問題ではありません。
軽く接触しているだけでも、口を閉じるための筋肉に負担がかかるので注意が必要です。

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噛みしめ呑気症候群も食いしばりの原因に!

食いしばりの原因として、「噛みしめ呑気症候群」が関係していることもあります。

噛みしめ呑気症候群は、ストレスや緊張、疲労などによる極度の緊張で無意識のうちに食いしばりをしてしまう症状です。

顎や首、肩周辺のコリだけで済めばまだ良いのですが、口腔内の空気を吸ってしまうことで胃腸が膨張してしまうことがあります。
胸焼けやお腹のハリ、左上の腹痛などの症状を伴うこともあります。

長時間の座り仕事で姿勢が悪い人は、猫背でうつむき加減になることで上下の奥歯が接触しやすくなります。
ストレスや疲労が溜まりやすい人、うつ気味の人も、噛みしめ呑気症候群になりやすいようです。






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