顎関節症を自分で治す!
顎関節症の痛みは、ご自分で簡単に診断することができます。
その見分け方はこちらです。

「口を開けるとあごが痛い」、それはたぶん顎関節症です。

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痛っ!もしかして、これって顎関節症の痛みなのかな?

このようなことは誰の身にも起こりうることです。顎関節症の痛みはとても特徴的なので、痛みの出方によって症状を判断することが可能です。

顎関節症での典型的な痛みとは


顎関節症の典型的な症状としてあらわれる「痛み」には、どのようなものがあるのでしょうか?

顎関節症の痛みの最大の特徴は、「何かをした時にあらわれる」ということです。
「何か」とは、例えば何かものを噛んだり、顎を動かした時などのことを指します。
逆に、何も動かしていない、何もしていない時には、痛みはほとんど発生しません。
このような痛みは「機能時痛」と呼ばれています。

機能時痛の例を、もう少し具体的に見てみましょう。

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硬いものを噛むと顎が痛い、耳の前の部分に痛みが出る
しっかりと噛み締めないと噛み切ることができないような、顎の関節に負担がかかる食品を噛んだ時に痛みの症状が出やすいです。

例を挙げると、するめ、ビーフジャーキー、フランスパンなどになります。

口を開けると顎が痛い、動かした時などに痛みが出る
大きく口を開けてあくびをした時などに痛みが現れやすいです。
その他、下顎を前や横に動かしたりした時、あるいは患部を押した時に感じる痛みもあります。
痛む部位は耳の前の顎関節部が代表的、あるいは咬筋や側頭筋など

しかしここで一つ注意が必要になります。
口を開けた時の痛みは、顎関節症ではなく、親知らずの炎症が原因であることも多いです。
したがって、どちらに当てはまるのか見分けることが必要になります。

親知らずの炎症についてはこちらで詳しく説明しています。

口を動かさなくても痛みがある場合は?


下顎を動かさなくても出る痛み(自発痛)は、確かに顎関節症の初期段階であらわれることがあります。
しかし、このような自発痛は症状があらわれて数日で消えてしまうことが多いと言われています。

逆に、数日たっても自発痛が消えないのならば、それは顎関節症ではない可能性が高いと思われます。
このような場合は、筋肉や歯肉などの炎症から痛みが来ている可能性が高いでしょう。

もしこのような症状に当てはまる場合には、最寄りの歯医者さんに診断していただきましょう。



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