顎関節症を自分で治す!
「顎の下」と言っても結構広く、場所ごとに痛みの原因が異なるので注意が必要です。

耳周辺の痛みは関節痛や炎症による痛み

「顎の下が痛い」と一口に言っても範囲は意外に広く、原因になり得る場所は耳の周辺(耳の前や下のあたり)から口下の真ん中の先まであります。

中でも耳の下が痛い場合には、口の中の炎症、あるいはリンパの炎症が考えられます。

口の中の炎症には、親知らず周辺で炎症や化膿が起こる智歯周囲炎、顎の骨に膿の溜まった袋ができる嚢胞などがあります。

リンパの炎症では、おたふくかぜのような耳下腺炎顎下腺炎などがあります。

それとは別に、顎の下の中でも耳の前が痛い場合には、顎関節症や関節リウマチなどが考えられます。
顎関節症は、口が開きにくかったり、関節音がしたりなどが特徴的な症状です。
関節リウマチは朝起きた時に関節を動かしにくかったり、腫れや倦怠感を伴うことがあります。
このまま放置しておくと痛みや腫れの症状が進行して、骨や軟骨の破壊、関節の変形などが起こることがあります。

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口下の真ん中辺りの痛みは虫歯

顎の下の中でも口下の真ん中辺りが痛い場合には、虫歯の可能性が考えられます。
虫歯で顎の下まで痛みを伴うことは珍しいのですが、下の前歯の虫歯が悪化すると顎の下まで痛みが及ぶこともあります。

ただ、「下の前歯の虫歯なら、ふと鏡を見た時に気付くのでは?」と思う人もいるでしょう。
確かに、前側、後ろ側の目立つ部分であれば、すぐに気付くはずです。
でも、虫歯は時には目立たない場所にできていることもあり、自分では気づかないこともあります。
また、虫歯に限らず、何らかの外傷で顎の下を痛めてしまうこともあります。





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