顎関節症を自分で治す!
顎関節症を治すために、自分でできること、できないことを含めた一般的な治療の流れをまとめました。

顎関節症を治すには


このエントリーをはてなブックマークに追加
顎関節症と思われる症状が表れた場合、どのように対応すればいいのでしょうか?
このページでは、順番にそって何を行うべきなのか説明したいと思います。

まずは1週間、様子を見る


顎関節症は放置しても、症状が悪化するということはほとんどありません。
逆に、1週間ほど様子を見ることで症状が消えてしまうこともあります。この場合は、歯科医への診察は必要無くなりますので、緊急の事情などがない場合は1週間ほど放置してみましょう。

自分に当てはまるタイプを確かめる


顎関節症には、日本顎関節症学会が定めた4つのタイプがあります。
様子を見ている間に、自分の痛みや症状がどのタイプに当てはまるのか検討を付けておきましょう。

4つのタイプについては、こちらのページなどで説明しています。

上のページで説明している中で、「Ⅲb型顎関節症」に当てはまる場合は、すぐに歯科医に診てもらってもいいかもしれません。
Ⅲb型顎関節症とは、口が開けられなくなるタイプの顎関節症のことです。放置しても悪化はしませんが、口が開かないと何かと不便だと思われるためです。

Ⅲb型顎関節症に当てはまる場合は、顎関節症専門の歯科医に診察を受けましょう。
「徒手的円盤整位術」という、専門的な治療を受けることが可能です。

少し話は変わりますが、もしかしたら親知らずなどの炎症と顎関節症の痛みを勘違いしている可能性もあります。
親知らずの炎症と顎関節症では処置の方法が異なります。詳しい内容はこちらをご覧ください。

[スポンサードリンク]

顎関節症のセルフケアを行う


リンク先のページに、自分で行うことのできる顎関節症のセルフケアの方法を紹介しています。

セルフケアではありますが、顎関節症の症状を持つ人のうち99%は、このセルフケアで改善すると言われています。

それでも治らない場合は、歯科医へ


1週間様子を見ても症状が消えない場合は、歯科医に診察してもらいましょう。
この際、顎関節症について専門的な治療を行える歯科医に診てもらうことを、強くおすすめします。

その理由は、専門的な医師でなければ技術的に行えない治療があるためです。
(先に挙げた、徒手的円盤整位術などはその例になります。)
もう一つの理由として、専門ではない歯科医の診察を受けた場合、治療に必要でもないのに高額な私費治療を勧められてしまう事があるためです。

自分の症状を治すために必要な治療が何なのか見極めるために、複数の歯科医に診察してもらい、セカンドオピニオンを持つのものも良いかもしれません。



このページの先頭へ