顎関節症を自分で治す!
睡眠中の食いしばりにとても役に立つ、マウスピースですが、使用法には若干の注意も必要です。

マウスピースがあれば、睡眠中も食いしばり対策ができる!

食いしばりが歯や歯茎、顎に負担をかけるということは、誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。
実際、食いしばりの癖によって顎の痛みや、顎関節症の症状を発症している方もいると思います。
でも、まさか食いしばりで歯が割れたり、顎関節がずれたりなど危ないことが起こるなどとは、思ったことさえ無い人が多いのではないでしょうか。

参考:食いしばりが顎や歯に及ぼす悪影響とは?

このような危険を未然に防ぐために、食いしばりは早めに対策しておくに越したことはありません。
活動中の意識がはっきりしている時(つまり、起きている時のこと)であれば、心掛け次第で改善することは可能ですよね。

でも、問題は寝ている時の食いしばりですよね。
ただ、睡眠中のような無意識の時には、食いしばりを止めようと思っても難しいものです。

こんな時に便利なアイテムが、マウスピースです。

寝る前に歯に装着することで、食いしばりによる歯の周辺への負担を軽減することができます。
また、起きている時でもマウスピースは役に立ちます。例えばどうしても集中しなければならない活動がある場合などは、顎の筋肉に力が入り、食いしばりや噛み締めが起こってしまうものです。このようなときに活用するのも便利です。

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マウスピースの使用方法にも注意が必要!

しかし、そんなマウスピースにも使い方に注意が必要な点があります。
皆さんは、マウスピースは長時間使えば使うほど、食いしばり対策に効果的だと思っていないでしょうか?

しかしながら、マウスピースの長時間の使用は、かえって歯の周辺に負担をかけ、噛み合わせに支障が出てしまうこともあるのです。

ですから、日中の活動中に食いしばりの癖がある人も、最小限の使用に止めた方が良いでしょう。

また、昔に作ったマウスピースにも注意が必要です。何故なら、一度歯科で作ってもらったマウスピースでも、歯並びの変化で合わなくなることもあるからです。
歯並びは皆さんが考えている以上に、長い期間をかけて少しずつ変化しています。

合わないマウスピースを無理に使い続けることも、歯の周辺に負担をかけることがあるので注意しましょう。
違和感を感じた場合には、すぐに医師に相談してマウスピースを調整してもらいましょう。




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