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ストレス状態は顎関節症をきわめて引き起こしやすい


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顎関節症には、メンタル的な要素がとても大きく関わってきます。

例えば神経質な性格をしていたり、不安状態やうつ状態を抱えている場合など、はたまた仕事上で大きなストレスを抱えてしまっている場合など、こういう場合には顎関節症がとても発生しやすくなってしまいます。

ストレスが顎関節症を引き起こしてしまいやすくなる理由はなぜでしょうか?

それは、ストレスや不安を抱えている状態では、無意識のうちに顎の筋肉に力を入れてしまうからです。そうすると顎の筋肉の筋肉疲労を起こしやすく、顎の関節への負担も増えてしまいます。

また、精神的緊張やストレスは歯の食いしばりや、上下の歯の接触(専門的にはTCHと呼ばれています)を引き起こしやすく、このことも顎関節症の発症にマイナスに働いてしまいます。

ほとんどの人に当てはまる、顎関節症の「主原因」とは


顎関節症はいくつもの原因が重なりあって起きる病気ですが、その原因の中でも、ほとんどの人に当てはまる重大な原因があります。

それは何かといえば、「上下の歯を接触させる癖」です。

顎関節症を専門的に研究している研究者の間では、この「歯の接触」が顎関節症のメインの原因である、という考え方が主流になりつつあります。

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本来、上下の歯は離れているのが自然


人間の歯というのは、リラックスしている時には隙間が開いていて、接触をしていないのが普通です。

具体的には、前歯の方では1~2mm、奥歯の方では0.5~1mmほどの隙間が空いています。この隙間のことは「安静空隙(くうげき)」と呼ばれます。
上下の歯が接触するのは、本来は何かものを噛む時と、飲み込む時だけなのです。

ところが、何か作業をしている時や何か難しい考え事をしている時、何かストレスがかかっているときなど、歯をくいしばったり、上下の歯を触れたままにしている人が多くいます。

この癖があると何が問題なのでしょうか?
それは、歯を軽く触れさせるだけでも、顎を動かす筋肉を使ってしまう、ということです。

歯を触れさせる機会が多くなると、顎の筋肉を長い間使うことになってしまいます。
顎の筋肉疲労を引き起こしてしまい、血流が滞って、痛みに対して敏感になる、ということが起こってきます。
(このようなタイプは、Ⅰ型の顎関節症と呼ばれています。)

TCH (Tooth Contacting Habit)


以上で説明したような、上下の歯を不必要に接触させる癖のことは TCH (Tooth Contacting Habit) と呼ばれています。

もし皆さんが顎関節症の症状を持っていらっしゃるとしたら、まずこの歯の接触癖 (TCH) があるかどうか疑ってみるのがベストでしょう。何故なら、

  1. TCHはほとんどの人(99%)にとって顎関節症の主因である
  2. ほとんどお金をかけずにセルフトレーニングで改善できる

という特徴があるためです。

パソコンなどに向かって仕事をする人は要注意


パソコンのディスプレイなどに向かって長時間のデスクワークを行う人には、このTCHを発症する割合が高いと言われています。

エクセルの細かいセルに文字を打ち込んだり、プログラムのバグを必死に取り除いたり、・・・他にも、パソコンに向かう作業はストレスのかかるものが多く、TCHを持つ人の割合が多くなる、というのは納得の行く結果ではあります。

このような場合には、自分がTCHを持っていると自覚することが大事で、そのためのセルフケアをご紹介しています。
詳しくはこちらをご覧ください。



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